こんにちは、しみたかです。
今回は、ライターのいしかわゆきさんの本「書く習慣」について紹介したいと思います。
日記やSNS、ブログなど「書く」ことを習慣にしようと思っていてもなかなか続かなくて悩んでいませんか?
- 書こうとしてもすぐに辞めてしまう
- 何を書けばいいのかわからないから書けない
- こんな文章を書いても何か意味があるのか悩む
この本を読むことで、自然に書きたいという気持ちが高まり、書くことが好きになるためのことがわかります。
Kindle Unlimitedでも読めたのですが、紙の本でも欲しくなって、思わず買っちゃいました。
この記事では、「書く習慣」を読んで学んだことや感想を書いていきたいと思います。
どんな本なのか
SNS、ブログ、note、世間に発信できるサービスが増え、多くの人が文章で自己表現しています。
他人の発信を目にする機会も増え、「自分もなにか発信してみたいな」と思う人も増えています。
「書く」を仕事にする人も増え、文章の指南書も数多く出版されています。
でも「書く」ことは、好きじゃないとしんどい。
むしろ「好き」になるからこそ、習慣になり、自然と上達していきます。
この本では、あなたの「書きたい気持ち」を高め、
「書く」ことを習慣にするためのコツを紹介します。
書くのが好きになれば、習慣になって自然と上達する。
書くのが好きになれば、自分の思いを伝えたくなる。
書くのが好きになれば、真っ白な画面にワクワクするようになる。
書くのが好きになれば、毎日が楽しくなる。
人生なんて、「書く」だけで変わる。
そのためのコツを、お伝えします。
Amazonより
文章の書き方よりも、まず「書く」ことを好きになるためのコツを教えてくれる本です。
書くことを好きになると言っても、元々書く事が好きだから努力が苦じゃないのではないかと思いがちですが、著者が普通に三日坊主だったり、1日中ダラダラと過ごしてしまったりすることがよくあったりなど、自分にも身に覚えがあることで悩んでいる普通の人です。
それでも、なんら特別な才能や多大な努力をするのではなく、無理なく続けられるようなちょっとしたコツで「書く」ことを習慣にしていき、普通の会社員からライターに転職したり、本を出版したりと、ボクもこんな感じで今の人生を変えたいと思えるような本であり、読み終えた時には何か書いてみたいと自然に思える本でした。
この本には
- 書く事が好きになれる考え方のコツ
- 書くことを習慣にするためのコツ
- 書くネタを見つけるためのコツ
- ちゃんと伝わる書き方のコツ
- 書いたものが読まれるようになるコツ
- 書くことがもたらしてくれるもの
が書いてあり、書きたいという気持ちが高まり、何かを書いてみたい。そう思える本でした。
ノウハウ本じゃないってこと?
ノウハウよりも「本音」を書くことを重視している感があったよ
本音を言葉にするための「自分日記」
今まで親や先生のいうことを聞いたり、仕事では自分の本音に蓋をしていたりしているうちに、自分の本音がわからなくなるのはとても身に覚えがあります。
あと、意見を求められた時に何も出てこないことも。
急に聞かれた時はと困るよね
そういう時って何も考えていないわけじゃなくて、色々と考えはあるし、感じたこともあるんだけど上手く言葉にできないんですよね。
こんな時にスッと意見を言える人って普段から自分の気持ちを言葉にしたりして、本音を言葉にすることに慣れているんですよね。
でも、ボクたちのように友達が少なく(というか皆無)本音をさらけ出せる人がいない人は、自分の気持ちを上手く言葉にできないから困ってるんだ。
だから気が進まない頼まれごとを引き受けてしまったり・・・
そんな気を許せる人がいなくて、殻にこもった心を解きほぐすためのいい方法が、誰にも見られない「自分日記」に自分の本音を書いていくこと。
まずは人の目を気にしないで自分の気持ちを書き殴っていくことで、本音を言葉にすることに慣れるんです。
人に見られると思うと、どうしても畏まってしまうものだから
スマホのメモやノートとか書くものはなんでもいいんですが、ボクはノートに手書きで書き殴っていく方がスッキリします。
書き始めるまでは億劫なんですが、いざ書いていくとなんだかスラスラと言葉が出てくるんですよね。
ノートはぼっちの強い味方ということなのか
文章に意味はいらない
文章を書いてブログやSNSとかで公開するようになると
- こんな文章を書く意味なんてあるのだろうか
- こんなくだらないこと書いてどうするんだろう
なんて思って、役に立つ文章を書かなくては意味がないとかプレッシャーにさらされることがあったりしませんか?
毎回のように思ってる
しかし、書いた文章に意味なんてないと著者は言っています。なぜなら
その意味のない文章に、意味づけをするのは読んだ人
書いた本人にとって意味がない文章でも、読む人にとっては役に立つかも知れないし、励みになるかもしれない。
そう考えると、文章を公開することへのハードルがグンと下がってきますよね。
ネットに公開するのであれば、意味のある文章を書かなければいけないと思っていたので、目が覚める思いでした。
ルールとマナーを守ればいいのだ
読んだ後は何かを書きたくなるような本
ブログもなかなか更新できず、Twitterも読むだけになりがちでしたが、この本を読んでから、まずは自分の本音を取り戻すために、自分の気持ちをノートに書き殴っていくことからやってみようと思えるようになりました。
この本を読んだ後、サボりがちだったモーニングページを再開することに。
文章の書き方とかを意識しすぎて、書くのがしんどいと思っていたのですが、自分の本音を飾らずに書いていけばいいと思えて、書くことで自分を取り戻していきたいと自然に思えてきました。
本音を書こう
自分のために
本を読んでの感想
文章術の本はそれなりに読んできましたが、この本はそれらと違って、文章は本音をさらけ出して書けばいいと思えるもので、「書く」ということへのハードルを下げてくれるような本でした。
文章における技術というよりは、ちょっとしたコツのようなものが書いてある本なので、文章力とか論理展開の方法とかの技術を求めているのなら、ちょっと物足りないかな〜っていう感じだったけど、書くことの初心者で書く事が続かない人にとっては励みになる本です。
やさしい文章なので、頭に入ってきやすく、親身になってくれるような文章なので読みやすく、読み進めているうちに難しく考えずに、自分の好きなことを書いていこうとノートを開いていました。
ルールとマナーとモラルさえ守れば、どんな文章でも書いて公開してもいい。そう思えました。
まとめ
「書く」ことによって、自分を取り戻し、人生を変えていけると信じることができる本でした。
誰のためでもなく、まず自分のために書いていいというのが、書くことに対する勇気をもらえます。
「書く」ことを習慣化する時に悩んでいることに対して、親身になって語りかけてくれるような本だったので、とても読みやすかったです。
冒頭の部分に診断チャートがあるので、自分が悩んでいる部分だけ読めばいいし、巻末には書くためのコツや書くテーマについてまとめがあるので、本を読むのが苦手な人でも知りたいところだけ簡単に知れるところにも優しさを感じますよね。
仕事のために「書く」人よりは、自分のために「書く」ことを習慣にしたい人にオススメの本です。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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