あなたは毎朝、起きたときに何をしていますか?
- 寝坊して、慌てて準備をする
- ギリギリまで二度寝している
- スマホを見ているうちに時間が過ぎてる
こんな風に過ごしていませんか。
朝ってついダラダラしてしまいがちで…
そんなアナタにオススメの本があるよ!
今回は『人生を変えるモーニングメソッド』を読んだので、そこから学んだことについて紹介していきたいと思います。
何が学べる本かというと、「理想」を追いかける人生を送るための朝の過ごし方が書いてある本です。
今の人生がこのままでいいとは思っていない。けど・・・
- 日々の生活に追われて時間なんてない
- 今の人生を変えたいけど、何から始めればいいのか分からない
なんて考えてる人も、本書を読めば
- 朝に前向きな気持ちで目覚める方法
- 朝起きてから何をすればいいのか
を知ることができ、朝の時間を使って人生を変えるための方法が分かります。
それでは詳しく見ていきましょう。
『人生を変えるモーニングメソッド』の内容
交通事故や経済破綻によって人生のどん底に落ちた著者が奇跡の復活を果たし、理想の人生を手に入れた体験をもとに、何をすればいいかを分かりやすくまとめられています。
それは、朝起きてすぐの時間を自分の「人生の目標」を叶えるために使うモーニングメソッドを実施してきたことです。
この本を読むことで、「日常」に追われる日々から、「理想」を追いかける毎日を送るための6つの朝習慣を知ることができます。
書いてある習慣については、自己啓発について興味がある人にとって、どこかで聞いたことがある内容が多かったので、新しい方法を求めている人にとっては物足りないと思うかもしれません。
ですが他の自己啓発本と比べて、何から始めればいいのかをシンプルにまとめられていたので、読みやすかったです。
著者のハル・エルロッドさんはどんな人か
交通事故で臨死体験をし、回復するも、脳に後遺症が残る。
2度と歩けないと診断されたが、モーニングメソッドを実践していくことで、奇跡の復活を果たします。
その後、ウルトラマラソンを完走。ビジネスでも殿堂入りを果たすといった成績を上げました。
まず「モーニングメソッド」の前にやっておくこと
当たり前のことではありますが、朝の時間を使うには、いつもよりも早く起きなければいけません。
しかし、いざ早起きしようとしても、ついギリギリまで寝てしまう。
そんな経験はありませんか?
そんな時のために、本書ではモーニングメソッドを行う前にやっておいた方が良いことも書かれていたので、いくつか紹介したいと思います。
寝る前に前向きな期待を持つ
本書によると、夜寝る直前と朝起きた直後に考えることはほぼ同じ内容とのこと
ボクも思い返してみれば、朝起きれなかったときは
- 朝はギリギリまで寝ていたい
- 朝起きるのが辛い
といったことを考えていることが多かったように思います。
なので、前夜のうちに意思を固め、寝る前には、翌朝に対して前向きな期待を持つように意識する必要があります。
目覚まし時計をベットから遠ざける
目覚めるには、起き上がってすぐにベッドから出るようにしましょう。
起きたときベッドから手を伸ばして、目覚まし時計のアラームを止めた後に、つい二度寝をしてしまうといった経験はないでしょうか。
ベットに入ったままだと、二度寝の誘惑から逃れることは困難です。
なので二度寝をしたくないのなら、目覚まし時計をベッドから遠ざけて、強制的にベッドから出るようにすることでスヌーズボタンを使わずに目覚めやすくなります。
なので、起きたらすぐにベッドから出られるように、目覚まし時計は遠ざけておくようにしましょう。
本書によると
スヌーズボタンを押したら負け
とのことです
コップ1杯の水を飲む
朝一番の水分補給は必須と本書では述べています。
なぜなら、体は眠っている間に軽い水分不足になっているから
水分が不足していると疲労につながります。
なので、眠っている間に失われた水分を補うために、朝イチでコップ1杯の水を飲みましょう。
ここまでの目覚めの方法は、ボク自身が試してみて、効果を感じられたものを紹介しましたが、他にも目覚めのための方法が本書で紹介されているので、ぜひ読んでみてください。
人生を変える朝6つの習慣
無事に朝起きてベッドから出て、準備が整ったら、自分を成長させるための6つの習慣を実践していきましょう。
順番や内容はライフスタイルや目標に合わせて変更していいとのことなので、できそうなものから取り入れてみましょう。
サイレンス
朝に「目的ある沈黙」の時間を設けることで、1日を最適な状態で始めるための準備を行うことができる
朝はたいてい忙しかったり、ダラダラしてしまうことが多い
「目的のある沈黙」の時間を取ることで、1日を穏やかな精神状態で始められる
特にオススメなのは瞑想で、ストレス軽減、代謝や脳などの身体能力を向上させるなど、健康に効果があることが、多くの本や研究データで示されている
やり方を簡単に紹介すると
- 椅子や座布団などに背筋を伸ばして座る
- ゆっくり深呼吸する
- 「今だけに集中する」
初めのうちは5分間だけでもいいので、毎日続けることが肝心です。
アファメーション
アファメーションとは、自分に対して行う前向きな宣言のことです。
大体の人は無意識に「自分には無理だ」といった否定的なひとりごとを頭の中で繰り返して再生している状態です。
そうした「頭の中のひとりごと」が私たちのパフォーマンスに大きな影響を与えているとのことです。
なので、成功に近づくためには、自分自身に「自分にはできる」と言い聞かせることが大切です。
そのために、アファメーションによって自分の思い込みを変えていきます。
やり方を簡単に紹介すると
- なりたい自分
- 達成したいこと
- その手段
を感情をこめて毎日唱えるだけです。
イメージング
著名人の多くがイメージトレーニングが重要と公言しています。
特にアスリートの多くは練習や本番の前に自分が理想的なプレーをしている姿をイメージしてから競技に臨む人が多いです。
こうしたイメージの力を使わない手はありません。
なので、1日の始まりに成功した状況や理想の1日を過ごしている自分を思い浮かべてみましょう。
本書によると、描くイメージが鮮明なほど、そのイメージを現実にするための行動を起こしやすいとのこと。
初心者はビジョンボード(自分の理想に関係する絵や写真)があるとやりやすいとのことなので、まずは画像を探すところから始めてみましょう。
エクササイズ
運動が体にとって良いことなのは分かっています。
でも、1日の終わりに運動をしようと思っても、「疲れた」「時間がない」といって結局やらないことが多いのではないでしょうか。
明日やればいいかな…
そう言って結局やらなくなる
だからこそ、邪魔が入らず、体力がある朝こそ運動に最適な時間であると本書では述べています。
ランニングやジョギングなど運動ならなんでもいいのですが、本書ではヨガを勧めています。
ボクは最初、朝に運動すると聞いた時は、肉体労働をしていることもあって、仕事に行く前に疲れてしまうのではないかと思っていました。
ですが、朝に軽い運動を続けているうちに、体力がついたのか、夜遅くに仕事から帰っても、直に寝てしまうことがなくなり、家事や明日の準備をする体力が残っているようになりました。
筋肉がついて疲れにくくなったよ!
リーディング
「理想」を追いかけるために行動を起こしていくにしても、最初は何から始めれば良いのか分からないのではないでしょうか。
その道の専門家や結果を出している人に聞ければいいのですが、そう簡単に聞きにいける人はあまり多くはいないでしょう。
成功者の知り合いなんていないよ!
そんな時に役に立つのが読書です。
読書をすることで、成功者の知識や悩みの解決策を簡単に手に入れることができます。
読む本は、自分の理想を叶えるための本であれば、どんなものでも構いません。
それよりも、本を読むときは常に目的を意識することがポイントです
- なぜこの本を読むのか
- この本から何を得たいのか
そして、目的に関係する部分に印をつけて、後で再読していきます
1回読んだだけじゃ覚えられないからね…
でも、同じ本を最初から最後まで全部を再読するのはツラい…
そう思っていませんか?
だからこそ、自分にとって重要な部分だけを選別するために本に印をつけながら読む必要があるのです。
ライティング
頭の中で考えているモヤモヤを、実際に文字に起こしてみると
- 思考が整理される
- ひらめきが生まれる
といった効果があります。
本書でオススメされているライティングは日記で
- 頭が冴える
- 着想が得られる
- 教訓をおさらいできる
- 自分の進捗状況を把握できる
といったメリットがあります
ちなみにボクは日記をやってみていたのですが、書く内容を考えているうちに時間切れになってしまうことがよくあったので、以前に読んだ本で知ったモーニングページをやっています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。『人生を変えるモーニングメソッド』を読むことで、理想の自分になるためには、まず「人生の目標」を持ち、そのための行動を朝に行うべきだということがわかりました。
とはいえ、何を始めればいいのか分からないと言うのであればまず
- 瞑想
- アファメーション
- イメージトレーニング
- 運動
- 読書
- 日記
といった習慣を取り入れることから始めることをオススメします。
どうしても時間が取れない人は6分間で行えるショートバージョンのモーニングメソッドも紹介されているので、まずは6分間だけでも朝に自分の人生を変える行動を始めてみましょう。
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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