- 自分の性格が嫌いな人
- コミュニケーションが苦手な人
- エゴグラム診断に興味がある人
こんにちは!しみたかです。
先日、コミュニケーション力アップのセミナーを受けてきました。
そのセミナーでは自己分析が主なテーマだったので、ふと「自分のコミュニケーションの傾向はどんな感じなのだろうか」と考え
- 自分の対人関係における傾向が知りたい
- ストレスを感じないで交友関係を広げたい
- コミュニケーションへの苦手意識を克服したい
そのために自分に合った方法を知りたいと思い参加しました。
実際に参加してみて、自分が普段どのように人と接しているかを考えるキッカケになって面白かったです。
セミナーの内容としては、エゴグラム診断を使って導き出したコミュニケーションの傾向と結果の解説がメインでした。
というわけで、この記事ではセミナーを受けて学んだことや感想を書いていきたいと思います。
エゴグラム診断とは
エゴグラムは、アメリカの心理学者エリック・バーン博士が創始した「交流分析」という人間関係の心理学理論に基づいて作られた性格診断テストで、たいへん信頼性が高いものです。
エゴグラム性格診断テストでは、人の性格を5つの心の領域(CP・NP・A・FC・AC)に分けて分析しています。
引用:エゴグラムについて
ボクが行ったのは講座の特典のような感じでついてきた有料の診断でしたが、簡易版として無料で診断できるサイトがあります。
後述のアンガータイプとマインドチャートは無料版では診断できません
やり方は簡単!
質問に対して、あなたが当てはまると思った方を直感で答えていくだけ
50個ほど質問がありますが、3~5分で終わりました。
あまり考えずにサクサク答えていきましょう!
エゴグラム診断においては5つのタイプがあり、それぞれ特徴があります
数値の高い・低いで考えるのではなく、それぞれのバランスから自分がどんな価値観を持っているかの参考にしてください
CP:頑固なお父さんタイプ
物事を判断するために基礎となる価値観、理想、信念を身につけてできた部分を表しています。
長所として表れると
- ルールや決まりを守る
- 几帳面
- 自分に厳しい
といった特徴がありますが、短所として表れると
- 口うるさい
- 堅苦しい
- 厳格すぎる
といった特徴が挙げられます。
NP:やさしいお母さんタイプ
人に対する愛情、思いやりを持ち、それを表す行動を見習ってできた部分を表します。
長所として表れると
- やさしい
- 思いやりがある
- 世話好き
といった特徴がありますが、短所として表れると
- 過保護
- 甘やかす
- 相手の依存心を助長する
といった特徴が挙げられます。
A:冷静沈着な大人タイプ
思考力、判断力を基準に発達する部分で、今どのような状況か、何をしたらよいかなどを冷静に考え、判断する部分を表します。
長所として表れると
- 冷静
- 客観的に判断できる
- 判断力がある
といった特徴がありますが、短所として表れると
- 打算的
- ビジネスライク
- 親密な関係を築きにくい
といった特徴が挙げられます。
FC:無邪気な子供タイプ
自分の欲求や感覚を損なわずに強化し、自分の一部とした部分を表します。
長所として表れると
- 明るい
- 好奇心が強い
- 自由
といった特徴が表れますが、短所として表れると
- わがまま
- 自己中心的
- 我慢が苦手
といった特徴があります。
AC:おとなしい子供タイプ
相手に期待や欲求に応えるために自分を抑え、相手に合わせる行動をしてきて身につけた部分を表します。
長所として表れると
- 素直
- ひかえめ
- 協調性がある
といった特徴が表れますが、短所として表れると
- 自分を責める
- 我慢しがち
- 依存心が強い
といった特徴があります。
ポイント
エゴグラムの数値においてAを基準に考えて、数値が高いと短所、低いと長所として表れやすいとのこと。
Aは他の性格に比べて上下しやすく
- 暑い・寒いといった気温の変化
- 強いストレスを受けている
- 疲れ・睡眠不足
といった理由で上下するので、Aを高めるような生活を心掛けるようにしていくことが大切ということでした。
言われてみれば、気分や体調が悪かったりしているときに冷静な態度はなかなか取れないよな~
とりあえずは夜更かしをやめることから始めようかな
注意点
エゴグラム診断は性格の良い・悪いを判断するものではなく、あくまでもコミュニケーションにおける傾向を知るためのものです。
相手や自分が悪いと思うのではなく、お互いに違う価値観や感覚を持っているということを前提にコミュニケーションの方法を探るようにしてください。
診断結果においては得点の高い・低いを気にするのではなく、あくまで「こういう性格である」という判断の材料にしてください。
ここから下の内容は上記の無料版にはありません
アンガータイプ
あなたの怒りのタイプ・強さが分かります。
怒りの感情を外に向けるか、自分に向けるかの度合いがわかります。。
ACE
ACEの方が高い人は怒りを覚えたときに外に出す傾向があります。
また身内や友人などの親しい人に怒りをぶつけやすい傾向があります。
ACI
ACIの方が高い人は怒りを自分の内に向ける傾向があります。
またあまり親しくない人の方が感情をぶつけやすい傾向があります。
診断について
今回受けた診断では、0~25までの数値であらわされており、10を基準として、20になると高い感じでした。
ACIよりもACEが極端に高かったりすると、仲良くなったとたんに怒りをぶつけられることが多くなったりすることもあるとのこと
結婚してから性格が変わったりするように感じるのはアンガータイプの偏りが大きいからかも
ACEよりもACIが高い人は悩みごとがある時には身内などの親しい人よりも、カウンセラーなどの自分と関りが薄い人の方が相談しやすいかもしれませんね
相手に対して怒りを覚えているときには、もしかして相手に変な期待をしているのではないでしょうか
例えば、言われなくても散らかしたものは片付けてくれるハズ・・・みたいな
そして、相手が期待どうりに動てくれなければ怒りを覚える
考えてみると割と理不尽
そうやって怒りを覚える前に、まずは相手への期待を声に出して言うようにしてみることが大事とのこと
そうやって相手の価値観や考えを理解したうえでどうするかを考えるべきなのだということを学びました。
マインドチャート
あなたの感情の置き場を表しています。
トラブルが起きたときにどんな行動をとるかの傾向がわかります。
- 友好的
-
どちらにも角が立たないような第3の案を考えようとするなど、建設的に立ち回ります
- 他責的
-
「自分以外の誰かの責任」と感じて、相手を責める傾向があります
- 自責的
-
「自分が悪い」と感じて、自分を責める傾向があります
- 逃避傾向
-
責任を投げ出し、考えるのをやめてしまう傾向があります
例を挙げると
例えば友達と食事に行くのに待ち合わせをしているとき
予約した時間が迫っているけど相手が一向に現れない!連絡しても返事がない!
そんなときにどんな行動をとるか
マインドチャートにおいては友好が高いほどよく、半分ほどあれば理想ですが、3分の1くらいあればバランスがいいとのこと
マインドチャートはその時の気分や状況などで大きく変わるのであくまで参考程度に
しみたかの診断結果
エゴグラム診断をやってみた結果を簡単にまとめたいと思います
エゴグラム
ルールや規律を自他ともにしっかりと守るべきだと考えています。
ですが、ルールや決まりを守っていない人を見ると腹立たしく思います。
そして腹立たしく思ったとしても言い出すことができずに、ついイライラしています。
必要以上に他人に介入しないで人と距離を保ち、時間をかけて関わり方をを決める傾向があります。
多くの場合、相手におだやかに接することができるのですが、警戒心が強く、本音を見せない人と思われがちです。
Aが高いときには
- 臨機応変に人と関係を築くことができる
- 失敗しても、適宜に反省して再挑戦できる
- 前向きな姿勢を維持できる
Aが低いときには
- 人を助けたり、助けを求めるのが苦手
- 憂鬱な気持ちを引きずりがち
- 計画性がなく、思い付きで行動して後悔しがち
楽しみを目標に乗り越えようとし、感動や喜びが生きる力になる人です。
Aを高く維持できる生活習慣を心掛けつつ、Aが低いときには思い付きで行動することなく、冷静に時間をかけて判断するようにしていきたいと思います。
アンガータイプ
問題が発生したときは、強い感情を糧に立ち上がります。
怒りの感情が相手に伝わりやすいので、今後の影響を考えて、一旦おさえるようにしていきたいと思います。
自分自身に強い感情を持って向き合います。
怒りを内側に秘めることで、トラブルを回避する傾向があります。
その結果、自分を追い詰めすぎて苦しむ場合も
怒りを覚えたときは一度冷静になるように心がけていきたいと思います。
マインドチャート
人と接するときは「自分も他人も尊重して協力し合う」ことを心がけながら慎重に交流する傾向があるらしい
疲れているときやイヤな気持ちを引きずっていて明るい気持ちになれないときには人間不信になりやすいとのこと
ストレスを感じたときには自分の意見を言えないまま心に抑え込んでしまい、主張することができないことがあります。
孤独感が増したときには、信頼できる人に距離をとりながら打ち明けてみるのがオススメとのこと
まとめ
講座にて、コミュニケーション力アップの一環としてエゴグラム診断を使った自己分析を行ってみました。
自分の性格がどういう傾向にあるかを知ることで、自分自身を否定することが少なくなったような気がします。
完璧に他人と気が合うことなんてそうそうない!
そう思えるとなんだか少し楽になった気分でした。
これからコミュニケーションをとる時は、感覚・価値観が異なることが前提と考えて
- 人間関係でイライラしているときには、相手とは感覚・価値観が違うということを意識するようにする
- 人間関係でイライラしたときには相手に腹を立てるのではなく、どういう考え方をしているのかを考えながら接していく
少しずつ行動に移していきたいと思います
最後まで読んでくれてありがとうございました!
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