Kindleの読み放題を30日間無料で試してみる >>タップ

【書評・感想】「書く」のではなく「伝える」/ 書くのしんどい 竹村 俊助

当ページのリンクには広告が含まれています。
こんな人にオススメ
  • ブログやSNSで書くことがない
  • 書いてる途中で何が言いたいか分からなくなってる
  • 「スベったらどうしよう」と不安になって、なかなか文章を投稿できない
たか

こんにちは、しみたか(@shimitaka55)です。

書くのってしんどくないですか?

ブログやSNSなどで情報発信を始めてみたはいいものの

  • 書くことが思い浮かばない
  • 書いてる途中で手が止まってしまう
  • 投稿する前に「おもしろいかな?」と不安になって、なかなか投稿できない

こんな風に思って書くのがイヤになることはありませんか?

この記事では、そんな悩みを解決してくれる「書くのがしんどい」という本を紹介したいと思います。

ボクもブログを書いていてしんどくなってきていましたが、この本を読んで、また記事を書いてみようと思えるようになりました。

この記事では「書くのがしんどい」を読んで、印象に残った部分を紹介し、書くのがしんどいを解決する方法を書いていきたいと思います。

¥1,260 (2021/09/11 20:45時点 | Amazon調べ)
スポンサーリンク
目次

書くことがない

「自分のこと」を書かなくていい

今までは、ブログやSNSなどで文章を書くときは作家のように自分の中の「何か」を発信しようとしていました。

しかし、本書を読んで、自分の周りの出来事や心に残ったことなどの「外側」を発信する編集者」になったつもりで書けばいいということが分かりました。

世の中にはコンテンツがありふれていて、全く新しい情報を発信するのは難しいですが、すでにある情報を自分がどう感じたのかを発信していくのはできそうだと思いました。

自分のことは書けなくても、誰かに伝えたいと思ったことを書けばいい

そんな情報を発信していくためにも、普段から取材をするつもりで、ネタをメモしていきたいと思います。

たか

自分というフィルターを通して発信しよう!

取材マインドを身に着ける

情報を発信していくには、ネタを集めなければいけません。

「伝えたいこと」がないのに文章を書こうとしてもなかなか筆が進まないので、途中で投げ出したくなってきます。

なので、文章を書く以前に、普段から取材をするつもりでネタになりそうなことがあればメモすることが必要です。

そうして書き溜めたネタを編集していくことで、無理に自分の中からネタを捻り出さなくても発信していくことができます。

たくさんスベろう

ネタを集めて、整理して、さぁ書くぞって思ってもなかなか筆が進まないことはありませんか。

ボクは文章を書こうとする際に毎回あります。

書くときに、「これでいいのかな」「スベったらどうしよう」と思ってなかなか筆が進まないんです・・・

そんなときの対処法は

いいから、書く

これしかありません。

とはいえ、「スベったらどうしよう」と思って不安になると、つい筆が止まってしまうこともあると思います。

誹謗中傷させるのではないかと不安になるかもしれません。

ですが、たいていの場合、文章がスベったとしても、誰の記憶にも残らないまま、忘れ去られていくだけです。

たか

プレゼンよりも気楽だな~

失敗してもなかったことになると思えれば、ずっと気楽に文章を発信していける気がしてきませんか。

スベっても誰も気にしないので、気楽に発信していきましょう。

伝わらない

シンプルに伝える

ひとつの文章で言いたいことはひとつにしましょう!

文章で何かを伝えるときにはシンプルに短く伝えることが重要です。

なぜなら、その方が分かりやすいから

ダラダラと長いだけの文章では歯切れも悪くなるうえに読むときに疲れてしまいます。

それに、一度にすべてを伝えようとすると、読み手に情報がなだれ込み、理解が追い付かなくなる危険性があります。

これまで文章を書くときは、長い文章を書いた方が頭がよさそうだと思って、文字数を気にしていました。

ですが、これからは文字数よりも言いたいことをシンプルに伝えられているかに気を付けたいと思います。

まずは書き手が内容を理解できているのが前提です

「結論」を先に言う

何かを伝えるために文章を書いているのなら、まず「結論」を先に伝えましょう

ほとんどの人は文章を最初から最後まで読んでくれません

ネットやスマホで調べ物をする際は、自分にとって必要な情報が一目でわからなければすぐに他のページに行ってしまう人がほとんどです。

なので、まず「結論」を先に伝えて、それを補強するために「理由」「例」「詳細」を書いていきます

読んでもらえない

ターゲットをどうするか

もし、多くの人に文章を読んでもらいたいのなら、自分が書きたいことと、読者が読みたいことが重なるテーマを選ぶようにしましょう。

読者は、自分にとって興味があることや役に立ちそうなことだけを読むので、ただ書きたいことだけを書いても読んでくれません。

なので、読者が知りたいと思うことを書きながら、自分が言いたいことを伝えられるような文章を目指していく必要があります。

たか

独りよがりな文章は読んでもらえないってことだね!
気を付けないと・・・

自分が読みたい文章を書く

文章を届けるターゲットに迷ったらまずは自分が読みたいと思う文章を書いてみましょう。

そう言われると「そんなのは自己満足でしかないんじゃないか?」と思うかもしれません。

しかし、今まで自分が悩んできたことは、他の誰かが悩んでいるかもしれません。

そうなれば、その人にとっては、悩みを解決するヒントになるかもしれません。

なので、まずは過去の自分に読んでもらうつもりで文章を書いてみましょう。

そもそも、自分すら読む気にならないような文章を書いても、読者が読んでくれるはずがありませんしね。

「たった一人に届ける」文章を書く

もし、他人をターゲットにするなら「たった一人」に絞りましょう。

なぜなら、ターゲットを決めなければ誰の目にも留まらないからです。

例えば雑誌において「ファッション全般」よりも「20代男性のデート用のファッション」の方が手に取ってもらえる確率は高いです。

それと同じで、誰でもいいから読んでほしいという気持ちで書いた文章は、誰の目にも留まらないまま放置されてしまいます。

なので、文章も誰かに届けたいのなら、ターゲットを「誰か一人」に絞ることが必要です。

つまらない

文章の「サビ」を意識する

文章を書くときには曲における「サビ」のように「伝えたいことは何か?」を明確にすることが大切です

なぜなら、伝えたいことが曖昧な文章は印象に残りにくいからです。

ずっとAメロが続く曲がぼんやりした印象しかないように、「サビ」のない文章はよほどおもしろくなければ最後まで読んでもらえない上に印象にも残りにくいです。

なので、文章を書く際には「サビ」である「伝えたいこと」を意識することが重要です

「共感8割、発見2割」を目指す

おもしろい文章の8割くらいは、すでにみんなが知っているような情報で共感を得ています。

そして、残りの2割くらいで新しい情報を出して「なるほど!」「そうなんだ!」と思わせられるようにしています。

本書によれば、内容を「100%おもしろいこと」にするのではなく、「共感8割、発見2割」を目指すくらいでちょうどいいとのこと。

今まで文章を書くときは、とにかく「おもしろいことを書かなきゃ」と思っていたので気が楽になりました。

まとめ

  • 編集者になったつもりで自分の外側を発信する
  • 伝えたいことを明確にしてから書く
  • スベっても気にせずに発信する

ブログを書き始めてみたものの、だんだん記事を書くのがしんどくなってくるたびに、自分には向いていないのではないかと思っていました。

しかし、「書くのがしんどい」を読んで、やり方の問題だと気づくことができました。

本書では書くのがしんどい原因と解決策が分かりやすく書かれています。

書くのがしんどくなって挫折してしまいそうなアナタ!

書くのをやめる前に「書くのがしんどい」を読んでみてください。

この記事で紹介した方法以外にも様々なノウハウが分かりやすく書かれています。

この本を読んだ後、まだ誰かに伝えたいことがあるのなら、どんどん書いて発信してみましょう。

ブログなどの長文で発信するのが難しいなら、Twitterを使って練習してみてください。

ブログやSNSでもいいので、少しでも書き続けていき、一緒に人生を変えていきましょう。

たか

最後まで読んでくれてありがとうございました!

¥1,260 (2021/09/11 20:45時点 | Amazon調べ)

にほんブログ村に参加しています

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次