今回は、ホリエモンこと堀江貴文さんの「多動力」を紹介したいと思います。
最初はホリエモンはいろんな事業をしている人だし、様々な仕事を同時にこなすマルチタスクを身につける方法が書かれているんだと思っていました。
実際に読んでみると、「多動力」とは、ただ大量の仕事をこなすのではなく、自分の人生から、いかに「やりたくないこと」を潰せるように工夫し、ワクワクする事で自分の人生を満たすための方法が書かれていました。
この記事では、「多動力」を読んで学んだことを書いていきたいと思います。
この本について
「多動力」とは、異なるいくつものことに次から次へとハマること。
これだけを聞くと、いかにマルチタスクができるかということを思いがちですが、本当に大切なのはワクワクして動かずにはいられないような感じになること。
3歳児のように、毎日のように目をキラキラさせて、新しいことにワクワクする生き方を目指している。
「多動力」で大事なことは、1日24時間をワクワクで満たす、ということ
命果てるまで、1秒残らず人生を楽しみきるための生き方について書かれている。
1つの見出しごとに何をやればいいのかまとめてあるので、読んだ後に何を始めればいいのかわかりやすい本でした。
『多動力』を読んで学んだこと
1つの分野で100点を取るより、80点を取れる分野を多く持つ
「多動力」を身につけるためには、まず1つのことにとことんハマることから始めてみる。
何か1つのことに極端なまでに夢中になれば、そこで培った好奇心や集中力が他のジャンルでも同じように生かされる。
飽きたら次に行けばいい。
100点を取れるくらいに極められなくても、80点くらい取れるくらいにそこそこできるようになって飽きてきたら次に行けばいい。
ハマっていると80点までは意外とすぐに到達できるけど、100点まで極めようとすると途端に難しくなる。
飽きっぽいことはネガティブなことではない。
飽きるということはなれて余裕が出てきたということ。
80点が取れるものを多く持っている人がこれからの時代では強いと本書で述べている。
そして、肩書きが増えていくごとにあなたの価値が爆上がりしていくのだと。
「ワクワクしないこと」を減らし、自分の時間を取り戻す
「自分の時間」を生きるためには、自分の中にある「他人の時間」を減らさないといけない。
- 自分の時間とは、自分の意思で、自分がやりたいことをしている時間のこと
- 他人の時間とは、自分の意思とは関係なく、何かをやらされている時間のこと
1日24時間の中から「やらないといけないこと」を減らし「やりたいこと」だけに自分の時間を増やせるように
- 自分がどんなことに時間を使っているのかを書き出してみる。
- 自分が使っている時間の中で「ワクワクしないこと」に使っている時間を減らすためにはどうすればいいのかを考える。
改めて時間を見直してみると、仕事だけでなく掃除や洗濯などの家事もやらないといけないものばかりでした。
仕事は効率的にできるように工夫する
ホリエモンは収監されていてもメルマガを休まなかったらしい。
略語や短縮用語を駆使して大量のメッセージを凝縮して送る工夫をしたからとのこと。
ボクはブログを書こうとして、時間がないからとなかなか進まないことがよくあるが、1日の中で少しでも書き進められるような工夫をしていたかと言われると、自信を持って頷くことはできない。
- スキマ時間で少しでも書き進める
- ネタになりそうなことはメモしておく
いろんなことを試してみて、ストレスなく仕事を進められるように工夫していきたい。
「原液」を生み出し、自分の分身に働かせる
1日は24時間しかなく、もっと時間が欲しいと思ったとしても、残念なことに1日は25時間に増えたりしない。
しかし、時間を増やすことはできませんが、自分の分身を作って仕事をさせる方法はあります。
それはカルピスの原液のようなものを作ること。
ここでいう原液とは、自分にしか思いつかないアイデアを出したり、発言をすること。
例えば、ホリエモンは炎上した発言がマスコミとかに取り上げられることによって、本人はテレビとかに出演していなくても、よくテレビに出ているかのように思わせている。
このような原液となるような意見を生み出すには教養を身につける必要がある。
教養を身につけるためには、疑問に思ったことの歴史を深掘り、根幹を理解する必要がある。
まとめ
「多動力」とは、大量の仕事をこなす技術というわけではなく、自分の人生を生き、1日24時間をワクワクで満たすことである事がわかりました。
とはいっても、行動に移さなければ「多動力」は身につかないもの。
難しいことは考えずに、まずは目の前にあるワクワクすることに飛びつき、思いっきり楽しむことだけを考えていきたいです。
そして、自分の人生をワクワクすることだけで埋めていきたい。
最後まで読んでくれて、ありがとうございました。
それではっ!
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