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恋をしに街へ出たくなる/『ぼくは愛を証明しようと思う。』 藤沢数希

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こんにちは!しみたかです。

この記事ではぼくは愛を証明しようと思う。 (幻冬舎文庫)について書いていきたいと思います。

主人公とは状況が違いながらも、恋愛がうまくいかないというところですごく共感が持てました。

そして、読み終わった後はモテるために街へ出かけたくなってきました。

  • 恋愛がうまくいかない男性
  • モテたい

そんな人に一度読んでほしい一冊です。

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目次

本の概要

「恋愛なんて、ただの確立のゲーム。正しい方法論があるんだ。」

恋人に捨てられ、気になる女性には見向きもされない主人公の渡辺が、モテ男の永沢からこう告げられて、恋愛工学というテクニックを学びながら非モテを脱出するのだが・・・。

実際のテクニックの効果はどうであれ、読み終わった後はモテるために街に出たくなるような本でした。

楽にモテる方法が書いてあるわけではない

主人公の渡辺が、モテ男の永沢から言われる修業は「週末の街コン→ストナン→クラナンのサーキットで、1日で50人以上の女にアタックする」ということでした。

要はひたすら女に声をかけてナンパの精度を上げていくということで、数をこなすのが大事という、理屈はわかるけど、というような感じでした。

簡単にモテるようになるわけではないが、モテ男の永沢から助けられつつ、主人公の渡辺がモテるようになっていく過程で思わず応援していました。

失敗を恐れなくていい

無視されるのはかっこ悪かったが、それでも僕は何も失っていない、という当たり前のことを認識した。(p.107)

ストリートナンパ修行のときに、主人公の渡辺が道行く女たちから無視されたり、邪険にされているうちに気が付いたことです。

女の子に声をかけてうまくいかなかったときのことを考えると思わず躊躇してしまう。

そんな恐怖心に負けそうになった時に、この文章を思い出していきたいと感じました。

自ら行動を起こすことが大事

 どれだけ経験を積もうと、知らない女の子に声をかけたり、知り合ったばかりの女の子との関係を次に進めるアクションを起こすときはいつも怖かった。何度やっても、何度成功しても、こうした恐れそのものは消えない。怖い気持ちをなんとかごまかしながら、やるべきことをやる方法を学ぶだけだ。(p.417)

多くの女の子と付き合った主人公の渡辺が、ともに人生を歩みたいと思った女性に出会ったときに、声をかける際に思ったことです。

どれだけやってみても、成功したとしても恐怖心が消えるわけではない。

やってみる前には恐怖を覚えることはすごく自然なことであるということを感じて、背中を押されたような感じがしました。

恐怖心を感じることは当たり前。やらなければ何も変わらないということを痛感しましたね。

おわりに

本を読んで世界を変えたいなら、実際に行動に移すことが必要になります。

1歩踏み出すことが大事であることに気づける物語です。

読んだ後にモテるために街に出かけたくなる。そんな気持ちにさせてくれるこの本を一度読んでみてほしいと思います。

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