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『賢者の書』喜多川泰

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こんにちは。最近はビジネス書ばかり読んでいる気がするしみたかです。

今回は、喜多川泰さんの『賢者の書』を紹介したいと思います。

この本は、なんか前向きな気持ちになれそうな本を探していたときにKindle Unlimitedで見つけました。

実際にこの本を読んでみると、人生で迷った時や凹むことがあった時に読み返したいと思えるような、読み終えた時には前向きな気分になれる本でした。

この記事では、『賢者の書』を読んでの感想をまとめていきたいと思います。

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目次

どのような本か

人生に絶望しているアレックスが賢者を目指して旅をしている少年サイードに出会い、サイードが旅をしてきた中で出会った賢者の教えを記した本を見せてもらい、人生において大切なことを学んでいくという物語です。

9人の賢者の教えの内容は

  • 第1の教え「行動」
    • 第2の教え「可能性」
    • 第3の教え「自尊心と他尊心」
    • 第4の教え「目標」
    • 第5の教え「今」
    • 第6の教え「投資」
    • 第7の教え「幸福」
    • 第8の教え「言葉」
    • 第9の教え「感謝」「与える」「誕生」

    というものであり、人はいつからでも、どのような相手からも学ぶことができるということを感じました。

    心に残ったポイント

    実際に「賢者の書」を読んで、ボクが特に心に残ったポイントについてまとめていきたいと思います。

    行動に失敗も成功もない

    ボクは行動を起こそうとするとき、失敗することを恐れてなかなか踏み出せないということばかりでした。

    失敗してしまったら、行動を起こした意味がないと考えていたんですよね。

    ですが、この本で人生を1枚の大きな絵を完成させるものだという例えを聴いて目から鱗が落ちるような気分でした。

    特に、人生は大きな1枚の絵のパズルを完成させることで、行動することでパズルの1ピースがもらえるものだとすると

    ”行動を起こすときに何かを期待したり、失敗することを恐れたりすることには、何の意味もない。

    大切なのは、必要なピースを集めるためにできるだけ多くの行動を起こすこと、そして、行動の結果帰ってきたものをよく見て、どうやってこれを使うのかを考えること”

    「賢者の書」より

    という言葉で、本当の失敗は、失敗を恐れて何もしないことなのだというのが、行動を起こせなかった自分に刺さってきました。

    たか

    行動を起こせたことがまず成功だと思う

    自尊心と他尊心は同じくらい高く持つ

    自分自身が唯一無二のかけがえのないものであり、大切で尊いものです。

    どんな時でも自分のかけがえのなさを失わず、自尊心を高く保つことが大事であることはこれまでに聞いたことがありました。

    しかし、自分だけが尊いものと考え、他人を蔑ろにしていれば周りからそっぽを向かれてしまいます。

    ぽっぽ

    自己中はダメってことね・・・

    かけがえがないのは自分も他人も同じ。

    ”自尊心と他尊心は同じ高さでなければならない。

    自尊心を高めるということは、同じ高さまで自分以外のすべての人間に対する他尊心を高めるということを意味しているのだ。一部の、ではないぞ、すべての人間の、だ”

    「賢者の書」より

    自分とすべての他人は等しく尊いものである。

    傲慢にならず、卑屈にならず、常に互いに対等にあろうとすることが正しい自尊心の高め方だと感じました。

    ”世の全ての成功は、他尊心をこれ以上なく高め、自らもそこに追いつけるように、自尊心を同じ高さまで高めることによって達成されてきたのだよ”

    「賢者の書」より

    確かに、ボクが生活できているのは、他人が生み出したモノのおかげですからね。

    これからは、自分を卑下することなく、周りのおかげで生かされていることに感謝しながら生きたいと思います。

    自分を蔑ろにするってことは、支えてくれた人たちにも失礼だし。

    たか

    周りを見れば感謝できることがいっぱいだ!

    何になるかではなく、どのような人間でありたいか

    これまでボクは、給料の高い仕事や有名な企業に就ければ幸せになれるものだと思っていました。

    希望どおりの職業に就くことが人生における成功なのだと。

    でも、よく考えると、どんな職業でも悩みや苦労はあるんですよね。

    この本を読んで、職業やステータスの前に、まずどんな人間になりたいかを考えることが重要だと感じました。 

    ”大切なのは、何になりたいのかではないのだ。何になろうともかまわんが、どんな人間になりたいのかなのだ。いやもちろん、何になりたいのかを考えること自体は悪いことではない、ただ、それを考えたとしても、どんなそれになりたいのかを考えなければ、幸せを呈することはできないのだよ。”

    「賢者の書」より

    確かに、エリートの高給取りになっても周りが敵しかいない人間になるのはイヤですね。

    ボクは自分の考えをしっかり持ち、周りに流されずに、自分のやりたいことに集中できる人間でありたいです。

    たか

    カッコよくて頼りになる男になりたい

    まとめ

    自己啓発書のエッセンスが散りばめられた小説ということで、読んでいる最中に心に刺さる部分がたくさんありましたね。

    気づきがたくさんあり、読み終えた後はアレックスのように心に灯が灯るような、前向きな気分になり、自分の人生をよくするために何か行動を起こしたくなる物語でした。

    もし時間が経ってから読み返したら、また新たな気づきが得られそうです。

    凹んだとき、迷ったとき、また読み返したいと思いました。

    小説なので情景が想像しやすく、ビジネス書は苦手という人でも読みやすい本でした。

    詳しい内容に興味があれば実際に読んでみることをオススメします!

    最後まで読んでくれて、ありがとうございました!

    それではっ!

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