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『遅読家のための読書術』 印南敦史

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こんにちは、しみたかです。

本を読もうと思っていてもなかなか読み進めることができない積読が何十冊もたまってきたことに悩んでいた時にこの本を見つけました。

  • 仕事で読書のための時間がなかなか取れない
  • 本を読もうとしてもなかなか読み進められない
  • 時間をかけて読み終えてもほとんど覚えていない

こんな悩みがある人にぜひ読んでほしい1冊です。

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目次

この本について

この本のゴールは「音楽を聴くように本が読める」こと。

本を読むのが遅い人は、書かれているすべてを頭に叩き込む「熟読の呪縛」にとらわれているのです。

そんな熟読の呪縛から自由になるための方法が書かれています。

  • 第1章 なぜ読むのが遅いのか?
  • 第2章 なぜ読む時間がないのか?
  • 第3章 なぜ読んでも忘れるのか?
  • 第4章 流し読みにもルールがある
  • 第5章 本とどう出会い、どう別れるか

フロー・リーディング

従来の本の内容を頭に溜め込むストック型の読書に対し、フロー・リーディングとは、本の内容が流れていくことを重視しています。

価値のある1行を見つける

引用しながら本を読む

本をしっかり読みこんで頭に叩き込むよりも、気になった箇所を紙に書き写しながら読んでいくと、内容が頭に入りやすかったです。

最初は書き写すなんてめんどくさいと思っていたのですが、実際にやってみると本の内容を覚えなきゃいけないというプレッシャーが軽くなりました。

後で気になった部分を見返す時も、再び本を開いて探さなくても書き写したノートを見れば一目でわかります。

線引き読書について

この本では、他の読書術のように本の余白に気づきなどをメモしたり、線を引いたりする方法を推奨していないことにも共感を覚えました。

ぼくも本は汚したくないし、書き込んでも再び開くことがほとんどないんですよ。

「価値ある1行」を探す

紙に書き写した引用から最も素晴らしいと思った1行を書き写し、30~40程度の短いレビューを書いていきます。

一冊のレビューは短くても読書量が多くなれば、1冊の記憶が再現されやすくなるそうです。

本文には次のように書いてあります

たくさんの本の中から「小さなかけら」を集めて、「大きなかたまり」をつくっていく

 まとめ

  • 本の内容を100%覚えようとしない
  • 気になった箇所を書き写しながら読む
  • 価値ある1行を選び、短いレビューを書く

実際にこの本で実践してみましたが、普通に読み進めていくよりも内容が頭に入りやすかったです。

ちなみに、ぼくが価値ある1行だと思ったところは

「価値ある1行」を意識しながら読む

今まで本を読むときは内容をすべて覚えるようにしていたけど、自分にとって「価値ある1行」を探そうと思って読むと、覚えなきゃというプレッシャーが軽くなったような気がしました。

本を読むのが遅いという悩みを抱えているのなら、遅読家のための読書術をぜひ一読することをおすすめします。

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