「どんな時に幸せを感じますか」
こう聞かれて即答できますか?
僕は学生時代からこのような質問をされても、なかなか答えられませんでした。
社会人になってそれなりに経験を積んだ今でも、即答するのは難しいです。
そして、僕のようにこの質問をされて答えに迷う人は割と多いのではないでしょうか。
- 幸せになるために何をすればいいのか分からない
- 頑張っているのに幸せになれている気がしない
- あの人はなんか幸せそうだ
そう思ってモヤモヤしていましたが、そもそも「自分にとっての幸せ」が分かっていないことに気づかせてくれたのが『99.9%は幸せの素人』という本でした。
この本を読んで、世間一般で言われている幸せと自分にとっての幸せが一致するとは限らないということに気づかせてくれました。
この記事では、僕が本書を読んで印象に残った部分を紹介していきたいと思います。
幸福になれるお金の使い方
経験にお金を使う
本書のワークで、幸せだったことを思い出そうとした時、欲しかったモノや高価なモノを買ったことはあまり思い出せなかったです。
それよりも、どこかへ旅行に行ったり、仲間と語り合ったりしたような経験の方が思い出すことが多かったです。
どんな経験にお金を使えばいいのか
- 世の中とのつながりを実感できる
- 楽しい思い出として語れる
- なりたい自分につながる
- めったにないチャンスを得られる
これら4つの経験につながることにお金を使うと幸せにつながるとのことです。
人のためにお金を使う
人のためにお金を使うことに対して、奢らされたり、貢ぐといったような損をしているようなイメージが付きまとって、あまり前向きになれていませんでした。
しかし、そんなイメージを持ち続けて、自分のためにお金を使ってばかりいたのですが、幸せになれた実感がありませんでした。
自分のためだけにお金を使い続けて幸せになれたと思っていたのなら、わざわざ幸せになるための方法なんて調べないですね。
本書の実験によると‘ケチる‘と人は恥を感じて幸せになれないということです。
逆に、お金を人に分け与えると「自分は人に分け与えられるほどお金があるのだ」と脳が認識して、心の余裕が生まれて幸福度が増えるとのこと。
自分が豊かだと幸せになれるという考えはとても納得できるものでした。
自分に恥じないくらいに、自らの意志で人に分け与えるように心がけていきたいと思いました。
まずは募金から始めてみようかな
自分の幸せを見つけるための手法
ジャーナリング
ボクは心配性でいつも様々なことに不安を覚えがちになってしまいます。しかし、ほとんどの場合は取り越し苦労に終わるので無駄に消耗するだけに終わってしまいます。
そんな時に使えそうなのがジャーナリングという方法でした。
やり方はとても簡単で、手帳やメモなどを用意して
- 不安や心配があったときにそれをメモする
- 1ヶ月後に実際に起こったのかを○と×で記録する
この2つのステップを続けるだけです。
心配や不安を過度に恐れるのは、実際には起こっていないことが多いので、実感がわかずに見えていないから不安に思うのだとか。
なので、見える化してしまえば怖くないというのはとても納得できました。
ボクも何かある度に不安になったり、心配したりするけど、ほとんどは取り越し苦労で終わることが多いです。
いつも「なんとかなる」と言い聞かせているけど、不安や心配が尽きることがありません。
なので、このジャーナリングを試してみようと思いました。
カレンダー・マーキング法
- 1日の終わりに、手帳やカレンダーに今日は幸せだったかを3段階(×〇◎など)で評価する
- 空いている部分に理由を書く
実際にやってみると、思いもよらないことを書いてることがあり、意外に思いました。
給料日や臨時収入が入った日の終わりにカレンダー・マーキング法をやってみたときに、そのことを忘れて、別のことを書いていたことが多く意外でした。
カレンダーの空きスペースは少ないので、日記みたいに書く内容を文章にする必要がなく、一言だけでいいので、取り組みやすいと思いました。
カレンダーは100円ショップでも手に入るので、気軽にできることも魅了的に感じました。
幸せになるためにすぐに実践できることがたくさんある
本書を読んで感じたことは「自分にとっての幸せ」とは何か、ということが分かっていないということでした。
自分が「どんな時に」「何に対して」幸せを感じるのかを見つけることから始めることが大事だと感じました。
即実践できる行動がたくさんあったので、一つでもいいから実践し続けていきたいと思います。
巻末のQRコードからワークの一覧がダウンロードできるので、最近幸せを実感できない人はぜひ一度読んでみてください!
それでは
ありがとうございました!
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